高校一年生への左官授業
2022年3月18日、東京都立田無工業高校建築科の一年生57名に、左官の出前授業を行わせて頂きました。
西谷工業が地域の高校や職業訓練校に出向いて左官の出前授業を始めるようになってから9年がたち、エンターテイメントもパワーアップしてきました。
座学と実技それぞれ1時間実施し、半日かけて授業を行います。
まずは座学です。
生徒さんたちが一番聞きたかったのは…
お給料でした!
「トッププレイヤーの給料は…」と誠実に回答する印南専務に皆びっくり。一番盛り上がりました。
そして、就活の参考ではなく、社会人において大切な心得は「たくさん遊ぶこと!」
という柳田社長のトークが印象に残った生徒さんも多かったようです。
頑張って仕事したら、
その後は思い切り遊ぼう!
残業が少なく、勤務時間がきっちり決まっている私たちのような働き方だからこそできるスタイルかもしれません。
そして皆さんが楽しみにしていた実技の塗り壁体験。
モルタルセメントと、
漆喰(蔵などに使われている調湿機能の高い日本古来の塗り壁材)の
両方を体験して頂きました。
漆喰の方が難しいという声が圧倒的でした。
生徒さんが体験する前に、西谷工業の先輩社員たちがお手本を見せますが、
その時に「よくみて!」「近くで見て!」「もっとピッタリくっついて見て!」
とふざけたように言っていた柳田社長。
実はこの「見る」という行動は、とても大切で難しいのです。
サラリと壁を塗っていく先輩社員たちを見て、
実際に自分でやってみた生徒さんたちのギャップ。
私たちは、そんな生徒さんや新人さんたちを何十年も育ててきた、育てのプロでもあります。
当日は、超ベテランの職人さんから、若手ルーキーまで、
西谷工業の精鋭スタッフが真剣に指導にあたりました。
皆、真剣そのものです。
(生徒さんのお顔は掲載できないため、西谷工業スタッフの写真ばかりです)
生徒さんアンケートより
うっすらとしていた左官が、はっきり分かるようになりました。
職人さんの早く綺麗にぬる技がみれてとても感動しました。
想像していたより大変だった。
難しい仕事だからこそ、できた時の達成感を味わいたいと興味が持てた。
社長が楽しい人で会社の雰囲気もよさそう。
優しく教えてくれたおかげで楽しく学ぶことができた。
職人さんの人柄がよく、やってて楽しかった。
教育が充実していることに安心感があった。
左官をすることによって、何がどう変わるのかを知ることができた。
田無工業高校の生徒さま、体験に参加してくださりありがとうございました。